知っておきたいスマホ回線の選び方

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近年、楽天モバイルやUQモバイルなどの格安スマホ回線、そしてahamoなどの大手キャリアが提供する回線など、さまざまな選択肢が存在する中で、適切なスマホ回線を選ぶことは重要となっています。スマホ回線を選ぶ際には、料金プランや通信速度、エリアのカバレッジなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。

スマホ回線の種類

スマホ回線には、格安スマホ回線と大手キャリア回線の2つの種類があります。格安スマホとキャリアスマホの大きな違いは自社回線の有無です。

キャリアスマホは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が自社の設備投資で基地局やネットワークを整備し、ユーザーにサービスを提供しているスマートフォンです。通信速度やサービスの品質が安定しており、広いエリアでの通信が可能です。

一方で格安スマホは、大手キャリアよりも格安な金額で使えるスマホで、自社の通信回線を持たず、大手キャリアの回線を借りています。そのような通信サービスを提供する仲介業者は、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれており、そのサービスは通信料金が安く、予算に制約のあるユーザーに向いています。

サービス回線
LINEMOソフトバンク
ahamoドコモ
ワイモバイルソフトバンク
楽天モバイル楽天モバイル
povoau
UQモバイルau

MVNOとは何か

MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略称であり、自社では通信網を持たない企業が、大手通信事業者の回線を借り受けてサービスを提供するビジネスモデルのことです。格安スマホ回線はMVNOが提供することが一般的です。

楽天モバイルは少し独特で、楽天モバイルは自社回線を保有しているので、正確な意味ではMVNOではなくキャリアに含まれるものですが、ほかの大手3キャリアに比較すると新しいキャリアであることや提供する回線サービス料金が安いことから格安スマホのひとつとして数えられることが多いですね。

スマホ回線選びのポイント

スマホ回線を選ぶ際のポイントとしては3つの大きい要素があります。

  1. 料金
  2. 通信速度
  3. カバレッジエリア

料金

料金は、通信プランの選択において最も重要な要素です。データ容量、通話料金、テキストメッセージ料金などを考慮して、自身の予算に合ったプランを選びましょう。

データ容量は、インターネットをどれだけ利用するかに影響します。動画視聴や大容量のアプリ使用が多い場合は、大容量プランを選ぶことが重要です。

主要格安スマホサービスのプラン比較

サービスプラン料金データ容量
楽天モバイルRakuten最強プラン3,278円無制限
UQモバイルコミコミプラン3,278円20GB
※30GBに増量キャンペーン中
ahamoahamo
ahamo+大盛りオプション
2,970円
4,950円
20GB
100GB
ワイモバイルシンプル2M4,015円20GB
LINEMOベストプランV2,970円
3,960円
20GB
30GB

料金プランの検討事項

料金プランを選ぶ際には、以下の点に注意してください。

  • 月額料金が安価だとしても、通信容量が十分か、通話料金は高額でないか、追加オプションが必要にならないか、などプラン内容をよく確認する費用があります。
  • キャッシュバックキャンペーン: 一時的なキャッシュバックや特典があるプランを選ぶと、初期費用を抑えることができます。
  • 長期契約と短期契約: 長期契約は月額料金が安くなることがありますが、短期契約の方が柔軟性があります。
  • 家族割引: 家族で利用する場合は、家族割引プランを検討してみてください。

通信速度

通信速度は、ウェブページの読み込み、動画のストリーミング、アプリのダウンロードなどに影響します。高速な通信速度を求める場合は、それに対応するプランを選びましょう。

通信速度は、キャリアやMVNOによって異なります。自身の利用状況に合った速度を選ぶことが大切です。

サービス回線プランダウンロード速度アップロード速度超過後の速度
楽天モバイル楽天モバイルRakuten最強プラン95.26Mbps27.66Mbps速度制限なし
UQモバイルauコミコミプラン96.26Mbps17.05Mbps最大1Mbps
ahamoドコモahamo64.88Mbps10.76Mbps最大1Mbps
ワイモバイルソフトバンクシンプル2M68.54Mbps14.42Mbps最大1Mbps
LINEMOソフトバンクベストプランV77.24Mbps14.39Mbps最大1Mbps
※引用元:みんなのネット回線速度

通信速度の検討事項

通信速度に注意する際には、以下のポイントを考慮してください。

  • エリアごとの速度: カバレッジエリアごとに通信速度が異なることがあります。自宅や通勤経路での速度を確認してください。
  • 混雑時間帯: 夕方や休日など、混雑する時間帯の速度をチェックしておくと良いです。

カバレッジエリア

カバレッジエリアは、通信サービスが提供されている地域を指します。自宅や職場、頻繁に訪れる場所での通信が安定しているか確認しましょう。

大手キャリアは広範なエリアでカバレッジを提供していますが、MVNOは一部のエリアで制限されることがあります。

キャリア5G基地局数4G基地局数
ドコモ30,899(+11,183)261,756(+2,220)
au51,968(+33,927)195,565(-536)
ソフトバンク65,366(+26,315)175,333(+3,393)
楽天モバイル21,593(+10,355)59,767(+14,901)
※引用元:令和5年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について

4G基地局数はドコモが一番多いですが、5G基地局はソフトバンク、続いてauが多く、令和5年度に増加した5G基地局数もau、ソフトバンクが多いことがわかります。

5Gを使いたい人はau、ソフトバンク回線を使用している回線を使用しているサービスを選択すると5Gにつながりやすいといえるでしょう。

カバレッジエリアの検討事項

カバレッジエリアに注意する際には、以下のポイントを考慮してください。

  • 自宅周辺: 自宅や職場での通信が安定しているか確認してください。
  • 頻繁に訪れる場所: よく行く場所での通信が問題ないかチェックしましょう。

通信速度とエリアのカバレッジもスマホ回線選びの重要な要素です。特に、通信速度が遅いとストレスを感じることが多いため、自身の利用環境に合った速度とエリアの確認が必要です。

スマホ回線選びのポイントまとめ

適切なスマホ回線を選ぶためには、料金プランや通信速度、エリアのカバレッジなどを総合的に判断する必要があります。自身の利用状況や予算に合ったプランを選ぶことが重要です。